書類選考の通過率はどのくらい？

応募後には、いずれの企業でもまず書類選考があります。履歴書と職務経歴書を基に選考する形が一般的です。

実際に採用を担当している企業の人事担当者から聞いているお話しとして、知名度のある大企業では多くの応募者があるため、書類選考を通過する方が全応募の約20～30％。採用に至るのは、もっともっと少ない割合です。

次に女性に人気のある事務職の場合、県内の大きめの会社がハローワークに求人を出した際は、3日で100名の応募があると聞きます。大抵の事務求人の中途採用枠は一名です。このようなケースでは書類選考の通過は10％ほどです。

一方で、書類通過率が100％に近い企業もあります。応募書類のみで判断せず、できる限り応募者全員とお会いしたいとお考えの企業です。
また、看護師や介護職に代表される、いわゆる人手不足の職種では書類選考のみで不採用になるケースは、ほぼありません。

未経験歓迎の求人、サービス業の求人なども通過率は高い印象です。

このように応募される企業や職種によって様々ですが、業種や職種ともに今までのご経験を生かせる転職の場合は有利になりますし、逆にキャリアチェンジなど募集職種とご経験との相違が多くなるほど厳しい結果になります。

また、年齢によっても異なり、20代で営業職や技術系の職種でご経験が募集要項に沿っていれば、50～60％くらいは見込めると思います。

スターキャリアからのご紹介での書類選考通過率は、全業種・全職種の平均値で、60～70％くらいです。

当社では、応募書類の作成に関するアドバイスも行なっています。企業が知りたい経験をいかに的確に分かり易く表現できるか、自分が言いたいことではなく、企業が知りたいことを表現することが大切です。